Society

Liberal Artsに基づく21世紀型民主主義の実現にあたって|Liberal Artsを考える #2

21世紀は非常に難しい時代です。これまでの人類の歴史は発展の歴史として見ることもできますが、18〜19世紀の産業革命から20世紀を通して「需要」と「供給」の力関係が変わったというのが考察の難しいポイントだと思います。「需要」が大きく「供給」があれ…

現代社会における奴隷の作り方

昨今の「コロナ関連の無利子無担保融資」について、あまり政策としては意味がないのではないかと思っていたのですが、何かに似ているなと思ったら「奨学金」に近いのではと思い至り、少し納得しました。この両者に共通するのは、「見通しがはっきりしない状…

リベラルの「新自由主義」・「格差社会」批判が支持を得られない理由|マクロ経済を考える #3

昨今、「新自由主義」・「格差社会」への批判が話題になります。実体経済のデフレと金融商材のバブルが同時に起きているところや、それに伴い「格差」や「貧困」の問題が生じていると言われています。いわゆる「リベラル」層はこれにあたって「新自由主義」…

日本の財政破綻問について 〜財政破綻が生じるとどうなるのか〜|マクロ経済を考える #2

上記の記事で「フリードマン経済学への疑問」についてまとめました。ちょっと難しい話題になったかもしれないので、もっとよく聞く話題として「財政破綻問題」を取り上げたいと思います。コロナショックに伴い、様々な財政出動(国債発行による政府支出)が行…