Node.jsの概要の把握とインストール、サンプルの動作確認|Node.js入門 #1

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Node.jsについてはあまり使用したことがなかったのですが、たまたま話題にあがったので簡単な動作確認を行ってみました。同様なモチベーションで簡単に動作確認したい方向けに、ざっくりした概要も含めてまとめていきます。#1では概要の把握とインストール、サンプルコードの動作確認までをまとめておきます。
以下目次になります。
1. Node.jsの概要
2. Node.jsのインストールとその確認
3. Node.jsのサンプルコードの実行
4. まとめ


1. Node.jsの概要
1節ではまずNode.jsの概要についてまとめます。一言でいうとサーバーサイドのJavaScriptで、Ruby on RailsDjangoSinatra、Flaskなどと同様な役割を担っているフレームワークです。特徴としてはやはりJavaScriptで書かれていることで、React.js、Vue.js、Angular.jsなどのSPA(Single page application)のようなフロントエンドの構成が近年注目されるなど、JavaScriptは元々フロント側の動きを担当するものだった一方で、Node.jsはサーバーサイドの技術となっていることです。
もう少し詳細について確認できればということで、以下WikipediaやNode.jsの公式ページについて確認していきます。

Node.js - Wikipedia

Node.js とは | Node.js
まずはWikipediaから確認していきます。

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上記が冒頭部の記述です。Unix系プラットフォーム上のサーバーサイドJavaScript環境とされており、最初に説明した内容とそれほど相違がない内容になっています。
残りは詳しい話だったのでWikipediaの確認はこのくらいにして、公式ドキュメントの説明も軽く眺めてみます。

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上記がドキュメントの簡単な説明になりますが、通常のサーバーサイドのフレームワークと異なる点としては非同期型、イベント駆動などがキーワードと捉えておくとよさそうです。非同期型はAjax、イベント駆動型は通常のJavaScriptなどでも聞く話です。これらを踏まえ、サンプルコードなどを確認するにあたっては、まずは通常のサーバーサイドのフレームワークと同様にWebAPIの作成について確認した上で、非同期型やイベント駆動型に着目していくのが良さそうに思われます。

大体のNode.jsの概要について掴めたので1節はここまでとします。


2. Node.jsのインストールとその確認
2節ではNode.jsのインストールとその確認を行っていきます。

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ダウンロード | Node.js
インストールは上記ファイルを元に行うことができます。Windowsの場合は.msiファイル、Macの場合は.pkgファイルとなっているインストーラをダウンロードして実行することで、手順に従うだけでインストールできて手軽だと思います。

バージョンについては特にこだわりがなければ推奨版の方が良いと思います。
インストールが済んだら、"node -v"や"npm -v"を実行することで、インストールの確認ができます。

$ node -v
v12.13.1

$ npm -v
6.12.1

コマンドの実行結果は上記のようになります。

ここまででインストールとその確認ができたので2節はここまでとします。


3. Node.jsのサンプルコードの実行
3節ではサンプルコードの実行を行います。

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Node.js とは | Node.js
ドキュメントに記載されている上記の実行を行ってみます。上記をコピーしたファイルを作成し、"sample.js"と名付けたとします。この時、"node sample.js"をコマンド実行することでAPIサーバを立ち上げることができます。

$ node sample.js
Server running at http://127.0.0.1:3000/

実行すると上記のような出力がされます。この際にサーバーが立ち上がっているので、Webブラウザで"http://127.0.0.1:3000/"にアクセスします。

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アクセスすると上記が確認できます。

大まかな動作の確認ができたので3節はここまでとします。

4. まとめ
#1ではNode.jsの入門にあたって、概要の確認、インストールとインストールの確認、サンプルコードの実行を行いました。基本的なサンプルコードの動作については確認できたので大体のイメージをつかむことができ、有意義でした。
#2ではチュートリアルなどを参考にNode.jsの機能について確認していければと思います。